2008.6.議会陳19-10賛成討論原稿
福生市議会第二回定例議会 陳情賛成討論原稿
○8番奥富 陳情第19- 10号 福祉人材の確保に向けた施策の充実を求める陳情書について賛成討論をさせて頂きます。
この陳情は平成19年11月27日提出された陳情で、内容は
1.福祉人材の確保が図られるよう、職員の賃金・労働条件の向上、職員の配置基準等の改善に向け、福生市として独自の施策を充実して下さるよう、福生市への働きかけをお願いします。
2.福祉人材の賃金・労働条件の向上、職員配置基準の改善がされるよう、国や都に対して意見書を上げてくださるようお願いいたします。
というものであります。
2.の福祉人材の確保充実を求める意見書を国や都に対して意見書を上げていくことには、すでに合意ができ議会運営委員長を提案者、議会運営委員会全員が賛同者、これに市民厚生委員会副委員長を賛同者に加え議員提出議案第5号として提出し、本日可決される予定です。
しかし、1.の福生市への働きかけについては、市として独自の施策充実については、市の独自で対応できる範囲はきわめて少ないという現状もあり意に沿いがたいと、私以外の市民厚生委員は不採択としました。
私たち地方議員は任務として住民の意思を最大限に代弁・反映することが求められています。あわせて、平成19年8月に改定された「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針」では、「労働環境の改善」が大きく打ち出されました。この新指針を国や都に単に求めるだけでなく福生市、福祉関係者が力を合わせて実効あるものにしていくことこそが、いま強く求められています。
従って、1.の福祉人材の確保が図られるよう、職員の賃金・労働条件の向上、職員の配置基準等の改善に向け、福生市として独自の施策を充実して下さるよう、福生市への働きかけをお願いします。との陳情はこの立場から直ちに採択し、私たち議員もお互いに知恵を出し合い、福生市に働きかけることを市民に示すべきと私は考えます。
2.にあわせ1.についても賛成することを表明し、陳情第19- 10号の賛成討論と致します。
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