2009.09.29介護保険特別会計(補正予算第1号)反対討論原稿
はい議長 8番 奥富
議案第52号平成21年度福生市介護保険特別会計補正予算(第1号)
について、日本共産党として反対討論を行います。
介護事業者、ヘルパーさんの時間単価等は減少、介護事業の継続が社会的問題になり、平成21年度では若干の制度変更がされたわけですが、ヘルパーさんの時間単価を十分保障できるものとはなっていないことは、周知の事実です。
なかでも、市内在宅介護事業者の経営は相変わらず深刻です。
20年3月に少なくとも、市内の1事業者が廃業致しましたが、当市ではその後も特段の手だては打たれておりません。
在宅介護事業者の減少は、単に事業者の廃業の問題ではなく、利用者市民にも影響が及び、市民サービスの低下を来すことになり、市行政の無策は指弾されるべき問題であります。
しかも、平成21年度介護保険特別会計補正予算(第1号)第6款諸支出金
第1項償還金及び還付金の説明1 国都支払基金返還金 23節では、国庫支出金清算返還金17,572千円、都支出金精算返還金4,463千円、支払基金精算返還金3,044千円も残して返すと言うのですから、口惜しいこと限りないものです。
介護保険事業者を支援する施策を盛り込むことなどによって、介護サービスを受ける市民の利益を安定的に保護すべきなのに、特段の手立てを打たずに、結果として国や都に精算返還金あわせて2,507万9千円も生じさせました。
したがって、平成21年度福生市介護保険特別会計補正予算(第1号)について反対であることを表明し、反対討論といたします。
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