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2010年10月28日 (木)

2010.10.25No.20キイチニュース

次のファイルを開くと印刷物形式で見られます。写真もあります。

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国保税の値下げを求める 署名にご協力を!

福生市では今年4月から国民健康保険税の値上げをしました。所得割3.6%→4.0%(0.4%増)、均等割1万4千円→1万8千円(4千円増)、賦課限度額47万円→50万円。資産割13%、平等割1万2千円については据置。理由は国保財政が厳しいから、予算がないから。医療費が増大しているからなどというものです。
(福生市議会だよりNo.174の2㌻参照)
 正和会(自民党)、公明党など、生活者ネットワークを含め、日本共産党のおくとみ喜一以外、全員が値上げに賛成致しました。

 賛成理由は、一般会計は福生市民全体の負担から成り立っている、一部の方の加入する国保会計に多額の財政投入は不公平感が生じ、国保の安定運営のためにも受益者に、公平に負担して頂くのが筋等でした。
 奥富喜一があげた反対の理由は、所得で173万1円から200万円が21万7千円→23万8千6百円(2万1千6百円増)と、
10.0%の引き上げ、所得200万円から300万円が23万5千円→25万7千7百円(2万2千7百円増)9.7%引き上げと、小、中学生の保護者の家庭、子育て真っ最中等に、一番過酷な値上げ幅であること等でした。

 所得173万円以下については7割、5割、2割軽減が、今回適用されたことにより、所得の少ない方には、ささやかに減額になる点での救いはあるのですが、高額所得層であればあるほど値上げ幅を抑えていることが問題です。
 所得800万円から866万円では63万7千円→68万3千7百円(4万6千7百円増)7.3%にとどまり、高所得者に配慮した値上げであることです。

国保負担は
 なぜこんなに高いの
 国保の負担が重いのは、他の健康保険と違い、左上の表のように、そもそも社会的扶助分の一翼を担う「事業主負担」が存在しないことにあります。しかも表1.国保加入世帯職業構成を見て分かるように、自民党・公明党政権の政治の舵取りの失敗で、大量失業を生みだしたためです。

表1.国保加入世帯職業構成に示されるように、従来の農・水業、自営業、被用者で、7割以上を占めていたものが、2001年度以降は50%以上を無職者が占めるようになり、負担能力の脆弱化が極度に進み、構成員の負担が急増することになりました。

国庫負担金の増額が必要
 国が福祉削減を続けることに最大の原因があります。  解決の最大の鍵は、国庫負担金をもとに戻すことです

市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合
   1979年度 64.2%
   2007年度 25.0%

日本の医療保険は、1958年に現行の国民健康保険法が制定され、1961年に施行された「国民皆保険」といわれ、この時点で国民がいづれかの医療保険に加入していることが原則とされました。
 国保法第1条「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とする」(1958年12月成立で憲法25条の具現化したものとされています)。国民の健康を守るはずの制度が、国民の命を切り捨てるものにして良いはずはありません。「保険証さえあればいつでもどこでも気軽にかかれる」とした皆保険制度を、崩壊させないためにも、財界、大企業に応分の負担を求める日本共産党の議席を増やしましょう。

西友1階フロアにベンチが

市長の答弁にある大規模店舗、西友福生店1階フロアには、今年の5月の段階でも、ベンチの設置はありませんでした。このため5月30日、地域の方2名と、西友の後藤支店長を訪ね、直接お願いしたところ、6月中旬にはクレープ売り場の前に、設置していただけました。
 大変お待たせしました。お年寄りなどが腰をいたわるため、ひと休みするベンチが、西友前の通り沿いのau店舗前付近と、道を挟んで福生フロム薬局前付近に、5月31日に設置されました。
 ご近所のお年寄りなど、みなさんの声に応えて、福生市都市計画部職員による、手作りのベンチです。

産栄サイクルさん、車止めを設置

あわや、大惨事の事故。
 今年5月中旬、自転車屋さんの産栄サイクルに、車が2台も飛び込みました。
 幸いにも開店前のため、人が居ませんでしたので、人身事故にはなりませんでした。 こんなことがあったので、怖くて落ち着いて商売が出来ないと、市に車止めを設置してもらい
ました。

人にやさしい まちづくりを

 3月議会一般質問の中で、「駅周辺・歩道上等にベンチを設けることについて」問いました。
 市長の答弁は、第3期福生市地域福祉計画改定版に基づき、高齢者や障害者が地域の中で安心して自立した生活を送れるよう支援し、人にやさしいまちづくりに努めております。駅周辺・歩道上等にベンチを設けることについては、高齢者や障害者にとって、長い距離を歩くことは困難を伴うため、休憩や交流ができるようベンチなどの配置に配慮し、福生市バリアフリー推進計画に基づき、道路などの整備を進めております。福生駅、牛浜駅、東福生駅、熊川駅、拝島駅近辺の設置状況でございますが、福生駅東口におきましては、都市再生交通拠点整備事業の活用により、おおむね設置をしております。また、拝島駅周辺では、自由通路整備事業等によりまして整備を進めております。大規模店舗内外のベンチの配置でございますが、休憩用ベンチはおおむね設置されていると思われます。なお、大規模店舗の新設及び改修時には、東京都バリアフリー条例に基づき整備されますが、その際、各事業所には高齢者・障害者の方に、十分配慮いただくようお願い申し上げております。各駅前通り、銀座通り、西友前の通り沿い、福生病院近辺等についてでございます。御承知のとおり、市道の大半は、幅員の狭い「歩車道共存道路」でございますので、ほとんど設置されていない状況となっております。なお、福生駅西口駅前通りには、福生商店街協同組合において休憩用などのベンチが設置されております。
 また、今後の計画についてでございますが、平成22年度に福生市地域福祉計画及び福生市バリアフリー推進計画の改定を予定しておりますので、引き続き高齢者や障害者の方が地域の中で安心して自立した生活を送れるよう支援をし、人にやさしいまちづくりに努め、休憩スポット・ベンチなどの設置に配慮してまいりたいと考えております。

私はこれをうけて

 この計画で、平成16年3月福生市バリアフリー推進計画、この中にも「休憩スポット、ベンチ等の整備。高齢者や障害者にとって長い距離を歩くことは困難が伴います。このため、沿道に公園などがない市の幹線道路には休憩スポット、ベンチ等の配置に配慮します。」というふうに書かれているし、市長もお答えになった。当面は個別事案で対処していただき、全市的にはぜひ、新しい計画策定に具体策を盛り込んでいただけるよう、要望にとどめ、私の一般質問を終わりました。

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