2011.03.01福生市議会ニュース第一回定例議会
日本共産党 福生市議会ニュース 2011年3月号 No.20
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三月定例市議会がはじまります
今議会(三月一日~三月二十九日)は一般質問、予算・議案審議等が行われます。日本共産党奥富喜一議員は別掲のような一般質問四項目について、市当局の見解を正します。今回一般質問通告者は十四名、十五時間四十五分(議長以外で非通告者は大野悦子、高橋章夫、羽場茂、原島貞夫、増田俊一氏の五名)。市長より提案される主な議案は、条例関係等十五件、平成二十二年度一般会計補正予算六件、平成二十三年度予算五件です。なお今回市民から陳情の提出はありませんでした。
是非ご都合をつけ議会の傍聴においで下さい。インターネットの同時動画配信もあります。パソコンをお持ちで、インターネット接続のお宅で見て聞くことも出来ます。十日程度過ぎ頃からは、いつでもパソコンのインターネット検索で本会議の模様をごらん戴けます。
奥富喜一議員の一般質問
(三月四日金曜日午前十時頃の予定です)
《一般質問》 (通告時間九〇分 一問一答方式選択)
1.米軍横田基地について
(一)航空総隊司令部移駐関連工事の進捗状況について
(二)航空自衛隊「横田基地」新設等について
(三)事件・事故等12月議会以降での情報はあるか
(四)犯罪への加担、税・財政に阻害、営業被害、横田基地返還で
経済発展の福生市へ
2.国民健康保険税の値下げについて その3
3.福祉バスを市民だれもが乗れるバスにすることについて
4.学校給食法に基づく中学校給食の実施について
福生市議会では一般質問の方法を、一活、一問一答、併用方式いずれか各発言者が選択し、通告することに致しました。
本会議審議予定案件概要
体育館施設条例(市営プール開設時間延長)、体育館条例(多目的室の追加関連)、国民健康保険税条例(出産時産科3万円追加)、下水道使用料条例(横田基地290円から335円へ引上)、スポーツ振興審議会設置条例(審議会設置)、男女共同参画審議会条例の廃止(初期の目的達成)、非常勤の特別職の職員の報酬等条例(市税嘱託、男女共同削除、スポーツ振興追加)など、平成二十三年度福生市五つの元気推進事業計画施策、平成二十二年度一般会計他補正予算、平成二十三年度一般会計他予算などについて審議されます。
瑞穂斎場組合議会定例会
平成二十三年二月九日(水)
午後一時三十分瑞穂斎場組合会議室
一般質問(アンケート調査票の設置、保冷庫長期化での途中面会案)、職員の給与条例、平成二十二年度補正予算、平成二十三年度予算、平成二十三年度負担金について
瑞穂斎場組合議会全員協議会
入間東部広域斎場「しののめの里」行政視察の件、一般質問の通告期限について、人事案件の論議など。
○職員給与条例 扶養家族二人まで六千円から一律六千円に、住居手当九千から八千五百に引下、期末手当二五/百→五/百など
○平成二十二年度補正予算
歳入使用料等補正。このうち、斎場使用料は最大値に近づいている。
○平成二十三年度予算
平成二十三年度負担金の審議
火葬炉作業の民間委託化により職員人件費減少。ダイオキシン測定結果数値による給気ファン騒音対策工事費計上。デジタル化によるNHK受信料増額、水道光熱費の減額、新設から九年経過、冷暖房設備保守点検委託料の減額、空気清浄業務委託料増加、LPガスバルク供給設備保守点検委託料減額、借換による起債利子圧縮の努力など、質疑が交わされた後、満場一致で承認。
1.米軍横田基地について
(一)航空総隊司令部移駐関連工事の進捗状況について
①司令部の庁舎建設、②工事費、③地下通路(米軍と自衛隊結ぶ)、④共同統合運用調整所の運用開始時期
(二)航空自衛隊「横田基地」新設等について
福生市長、市議会が送った抗議・申入れに対する回答を巡って質します。
①「ヘリコプター、固定翼機往来はあるが訓練はしない」は大事な確認。②インターオペラビリティは、従来の米軍輸送基地から、米軍と日本の自衛隊が即時即応の攻撃力を備えることを意味する。明らかな基地機能の変質をとげるもので、周辺市民のみならず、国民の人命と財産をアメリカに差し出す行為であり、日本国憲法9条違反を露骨に実行するものといえ、断じて許してはならないとは市長は考えないのか?③回答には適時適切に説明を行ってきたとあるが、抗議した真意が全然伝わっていないのではないか?④「わが国の防衛と予算」平成23年度概算要求の概要と同平成23年度予算概要の記載では、改編前、改編後の呼称も変わっています。改編後の体制、規模はどのようになると聞いているか、パンフレットには航空保安管制群飛行情
報隊、防衛省唯一の部隊と記載があるが、どこにも、この隊の記載がない、
どのようになっているのか⑤「航空自衛隊横田基地」の名称使用時期など。
(三)事件・事故等12月議会以降での情報はあるか
①「横田基地土中に大量の銃弾米軍、防衛局は調査せず」(北海道新聞1/5付記事)について
②火災時対応訓練及び緊急時対応訓練を基地内において実施の状況について
③福生駅東口の飲食店街の一部の区域、米軍人に対する利用制限を1月29日以降解除について
(四)犯罪への加担、税・財政に阻害、営業被害、横田基地返還で経済発展の福生市へ
①横田基地から飛び立つ軍用機、輸送機がイラン、イラク、アフガニスタンの無辜の市民を殺害
してきた。横田基地容認は共犯者としての重い責任が問われる。日本では政府もマスコミも、北
朝鮮や中国を脅威とあおり、米軍や自衛隊が国民を守ると宣伝しています。しかし人殺しの軍隊
は、人の命を守りません。②税・財政に与える阻害要因(下記表のように補助総額も2/3に)
③営業被害も色々なところで出ている④立川でも、沖縄でも返還後の驚異的な経済発展の実例
⑤横田基地の返還を打ち出して、福生市も経済発展をめざすときではないか!
2.国民健康保険税の値下げについて その3 12月議会の続き、第3弾です!
国民健康保険は従来自営業者、農漁業者が中心でしたが、自民党、公明党政権による政治の失敗で失業者が増大、現在国保の加入者の過半数以上を無職者が占めています。さらに、1979年度で64.2%負担の国庫支出金を、2007年度では25%にまで減らし、国民健康保険の会計を赤字に陥らせています。国民生活中心に政治を変える必要があります。
国保の赤字を埋めるために、各市町村は一般会計から国民健康保険に繰り入れていますが、平成21年度羽村市との比較では、16,345円も差があります。羽村市並に増やせば、国民健康保険税を一人1万円を引き下げるのは決してむりなことではありません。お隣の羽村市では国民健康保険税の値上げを今年見送り、現行の税・率で据え置くことを決めました。
国保運営協議会の答申通り、無慈悲な値上げを、私以外の全会派賛成で昨年成立させ、子育て真っ最中の層等に押しつけたのとは大違いです。暮らしが大変な今だからこそ、一人当たり1万円の値下げの実施でこたえるべきです。
3.福祉バスを市民だれもが乗れるバスにすることについて
駅や市役所、商店街を循環するバスにして、誰もが乗れる「市民の足」にと声が広がっています。市内商店活性化策、買い物客を輸送・誘導する交通機関としての役割、自分の家への来客者も乗れるバスの運行の希望。CO2削減、自動車でなく、徒歩で動き廻る習慣をつける支援策として、羽村市のフレッシュランド西多摩、瑞穂町のスカイホール、あきる野市の瀬音の湯など、気軽に利用できる市民の足を確保、今後も元気で過ごしていただけるように支援する施策。なぜ、お隣の羽村市、あきる野市にできて福生市では出来ないのか、約6,400万円かけて、次世代モビリティ活用モデル事業が出来るのなら、コミュニティバスを走らせられるのではないかと、市民からの強い思いが寄せられています。西多摩地域でコミュニティバスを走らせていないのは、青梅市と福生市だけです。2千万円程度の追加予算の計上で、2台追加四台走らせて、市民の強い要望に応えることが出来るのだから、速やかに導入を検討すべき!
4.学校給食法に基づく中学校給食の実施について
12月議会のおさらい、中学校給食を実施していないのは、西多摩では福生市だけ。就学援助対象家庭に教育機関が地域間格差を持ち込んで、平然としていて良いのか、教育といえるのか?。提案、暫定的にランチルーム利用者への補助支給で、就学援助家庭を無料にする。その他の家庭についても負担を軽減したらどうか?
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