2011.10.12横田基地を知ろう!
横田基地ミニ情報が充実しています。是非ご一読をお願い致します。
私も参加している横田基地の撤去を求める西多摩の会のメンバーが、作っているホームページです。
ニュース、基地の概要、ミニ情報、写真集、ブログといずれも情報満載です。以下ファイルを開くと閲覧できます。
http://homepage3.nifty.com/yokotatekkyo/shoukai.htm
米軍横田基地の存在は100害あって一利なしです。以下は、平成22年度福生市一般会計決算認定をめぐっての横田基地関連の発言の一部です。
福生市民の生活が厳しい状況に置かれていることは、決算の数値が物語っています。
歳入面を見ると、非課税者が増加傾向で平成23年3月31日現在で1万5,724人、18歳以上人口48,846人から見て、約32.2%を占めています。普通徴収での納税義務者1人当たりの収納額も平成20年度9万2,256円、平成21年度85,663円、平成22年度85,849円と減少傾向が続いています。
市税の徴収状況は個人市民税が、収入済額で32億7,171万2,778円、前年比約3億7,644万円の減収、法人市民税が3億1,441万9,400円、前年比約2,373万円の増収、合計で前年比約3億5,271万円の減収でした。現年課税徴収に努力を傾けたにもかかわらず結果として、個人市民税の調停額に対する収入歩合は、現年分で95.8%、前年96.1%に比べ0.3%及ばず、厳しい市民生活を窺わせる結果となりました。
今、米軍再編という日本の自衛隊と米軍が一体となる軍事的再編強化が進められています。その情報戦の要としての位置をなすのが米軍横田基地と言えます。
日本の首都東京から日本全土に展開する自衛隊28、すべてのレーダー情報が福生市にある米軍横田基地内の地下20メートルに、自衛隊航空総隊司令部室、こんどは航空自衛隊横田基地と名を変えるわけですが、そこに集中管理されます。
米軍の横田基地ケニー司令部ジャパンの指令のもと、世界的戦争行為の軍事情報戦略基地に姿を変えることになります。私たち福生市民は、限られた情報しか与えられずに、国際的軍事環境の中で、身体生命が今や重大な危機にさらされることになっています。この面で、市民の身体、財産を守り、安全安心のまちづくりであり続けるためには、横田基地を1日も早く撤去していただくしかないというのが私の結論であります。
日本国内では工場、商店、個人主を問わず、土地、建物を所有すれば必ず支払うのが常識の固定資産税、横田基地は米軍基地ですから、固定資産税を一切支払いません。そのかわりとして、横田基地があることによる国からの交付金、国有提供施設等所在地市町村助成交付金、いわゆる基地交付金が福生市の収入となります。ところが、昭和55年ごろはほぼ100%の交付金収入がありましたし、市民会館や公園建設などには防衛補助などの名目で手厚く交付金収入の措置があり、固定資産税の倍近い交付金措置がされていました。しかし、今や生命財産の危険がかつてより、とてつもなく危険にさらされているのに、基地交付金は固定資産税換算で28.68%と、ついに3割を割り込んで2年目となってしまいました。金額にして毎年、年間31億 518万6000円も税収で損をさせられていることになります。どんなに優秀な市長でも市の一般財政規模の1割から1割5分もの歳入を毎年取り消されていては、まともな市政運営ができるはずもありません。おこぼれのような、横田基地を観光資源になどという活性化策では追いつけないことは市長も十分に認識されておられるところではあります。
この米軍横田基地に移駐してくる自衛隊の航空総隊司令部の受け入れ工事が、今年度ほぼ完成の予定で進められています。この3年間で契約累計で488億円、平成22年度で56億円、合わせて544億円の工事が進んでいます。市の年間一般財政規模の2.7倍もの工事がここ4年間で行われ、幾ら世間の景気が悪くても横田基地のある福生市では、さぞかし法人市民税の個人の所得が上がっていると思われるところですが、法人市民税も個人の所得も逆に下がっているのが実際です。全く何の恩恵もない、害だけしかない横田基地であります。
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