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2014年3月27日 (木)

2014.03.26議案第4号敬老移金の削減に反対討論原稿

はい議長10番 奥富
議案第4号 福生市敬老金条例の一部を改正する条例について
日本共産党会派を代表して反対討論を行います。
 今回の敬老金条例の一部改正の内容は概ね、節目支給となっている77歳、88歳、99歳について1万円、2万円、3万円をそれぞれ半額、5千円、1万円、1万5千円に削減し、100歳以上5万円を、100歳2万円に削減し、100歳を超えた方は打ち切りと言うものです。
 一般の市民生活が厳しい中、5%から8%への消費税の引き上げです。お年寄りにはさらに、年金支給額が昨年10月分の1%削減に続き、4月分から0.7%減らされます。70歳から74歳までの方は、医療費の窓口負担が1割から2割に引き上げられます。75歳以上の後期高齢者医療保険料も一人あたりで、9万7098円に引き上げられます。
 後期高齢期を超えるお年寄りは、正に幾多の風雪と厳しい試練を乗り越えて「暮らしを支え、家族を養い、家族のため・地域のため・市の発展のため」に、献身的な努力をされ、尽くしてこられました。
 国が国民いじめ、お年寄りいじめをしているときに、長年に亘って福生市に尽くされた方々の敬老金まで削減など、到底許されることではありません。お年寄りに冷たいまちのイメージが伝われば、若い人も寄ってきません。
 お年寄りを悩ませるほど、福生市の財政はそんなに逼迫しているのでしょうか。
 平成24年度の「データからみる福生」34ページ2の9に市民一人当たり地方債、つまり市の借金のことです。この現在高15万1564円と多摩市に次ぐ2位です。26市中2番目に少ないということです。
 同じページ2の10に市民一人当たり積立金現在高、つまり市の貯金のことです。こちらは、武蔵野市、府中市の次が福生市で10万6643円と、3位です。26市中3番目に多いということです。比較的市民の所得水準の高いところと肩を並べるほど、蓄えが多い市にランクされています。即ち、他市に比べ財政的体力はあるということです。不要不急の敬老金削減はすべきでないとの立場から議案第4号 福生市敬老金条例の一部を改正する条例に反対であることを表明し、反対討論といたします。

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