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2014年9月30日 (火)

議案第30号 平成26年度福生市一般会計補正予算(第2号)反対討論原稿

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「Taro-20140930-30.pdf」をダウンロード

以下はテキスト形式です。

議案第30号 平成26年度福生市一般会計補正予算(第2号)
について、日本共産党会派を代表して反対討論を行います。
 「データからみる福生」平成25年度版から3つの数字を提示します。
34ページによりますと、福生市の市民一人当たり地方債現在高は少ない順で東京26市中、上から3位となっています。福生市の借金は市民一人あたりで26市中3番目に少ないということです。結構なことです。
一方、34ページ、市民一人当たりの積立金現在高は、多い順で上から3位です。比較的市民の所得水準の高いところと肩を並べるほど、福生市の蓄えが多いということです。結構なことです。
 しかし、68ページ、福生市の国民健康保険税収納率は67.5%と、26市中26位と一番低くなっています。これは結構なことではありません。
 この3つの数字から見えてくることは何でしょうか。それは、福生市は、国保税引き下げなど、現在より市民サービス向上のために財政負担する余裕が他市に比較して大いにあると言うことではないでしょうか。
 平成26年度補正予算でも、財政調整基金積立金に約5億6千万円も積み立てる余裕があるわけですから、消費税増税で苦しむ比較的低所得家庭への支援策として、国に準じて臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金の同額補助支給の措置することや、国民健康保険税の負担を和らげるために、国や都に本来の責任を果たさせる働きかけを強めるととともに、国や都がやらない間(あいだ)は、市民全体で医療保険の「最後の砦」を守り、支える立場にたち、一般会計からの繰出金を増やし、国民健康保険税の引き下げをこそ、補正予算で行うべきでした。こうした措置が盛り込まれてない議案第30号 平成26年度福生市一般会計補正予算(第2号)に、反対であることを表明し、反対討論といたします。

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